超高圧送変電設備工事をさらに面白く！発電所で作られた電気のヒミツ

こんにちは！ 伏見電業株式会社です。
弊社では、奈良県奈良市を拠点に、超高圧送変電設備工事を承っております。

今回は、知ると超高圧送変電設備工事がもっと面白く感じられる豆知識について解説いたします！

実は電圧はあえて引き上げられている

発電所で作られた後、超高圧送変電設備に送られる電気は、数十万Vもの電圧を有しています。
しかし、最初から数十万Vもの電圧を有しているわけではありません。
実は、意図的に電圧が大きく引き上げられているのです。
発電所で作られた電気は本来、2万V前後程度の電圧しか有しておりません。
このまま電気を行き渡らせようとすると、私たちのもとへ届くまでに電気のパワーは大きく減衰してしまい、発電量の割に行き届く電気の量が少ないということが起きてしまいます。
といいますのも、送電線などを経由する際に幾らかの「抵抗」という力が働き続けるためです。
抵抗の力を受け続けた電気はどんどん弱まってしまいます。
電気のパワーの減衰を抑え、送電効率を上げるために、電圧は大きく引き上げられているのです。
そしてこの非常に強力な電圧を有する電気を受け止め、調節できる設備が必要となりますが、それが超高圧送変電設備なのです。

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